毎日店頭に出しているブラックボードです。
今日ご来店できない方に向けてWebにのせてみました~
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今年は残暑が少なく、夏から秋へと季節の移りが早かったようです。
そんな中、なんと 9月には既にインフルエンザが流行して学級閉鎖に至ったところも複数出てきました。
インフルエンザ予防の合言葉は、
1)うがい
2)手洗い
3)板藍茶(ばんらんちゃ)
板藍茶の原料の「板藍根」は漢方の中では抗ウイルス作用が言われている生薬です。
以前の記事『口唇ヘルペスとSARSと板藍根』でも書きましたが、私も手放せないものの一つです。
お子様や、妊婦さん、高齢の方なども含めて、様々な方に服用していただけるのも人気の秘訣かもしれません。
(妊娠4ヶ月までは、板藍茶でのうがいにしていただいております)
ハロウィーンバージョン
なかなか収束の気配を見せない中東呼吸器症候群(MERS)
近い将来、日本で発症者が現れた場合に、漢方薬でどのように予防・対処できるかな…と考えておりました。
以前のブログ(口唇ヘルペスとSARSと板藍根)に書きましたが、中国でSARSが流行ったときの処方が参考になるかと思い、また現在MERS対策で考えられている生薬も含めて少しピックアップしてみました。
銀耳(白木耳)
黄耆
西洋人参
板藍根
大青葉
甘草
銀花
(杭)菊花
,etc.
予防と対症療法が主な目的になるかと思われますが、生津益気・清熱解表解毒(*)と言ったところでしょうか。
煎じ薬や粉末だとこの通りの生薬だけを使うことも出来ますが、日本で売られているものを組み合わせると、
予防 ] 玉屏風散と西洋人参エキスで元気をつけて、板藍根で抗ウイルス。
対症 ] 銀翹散に板藍根を増量、西洋人参は続けて、さらに白きくらげのスープを飲む。
のような感じになるでしょうか。
いずれにせよ、普段から睡眠をしっかりとって、体力をつけておくことが出来れば生き残る確率は高くなるのは間違いないところかと。
(*)体を潤し気力を充実させ、熱を発散して毒を排出…のような意味デス