ゴールデンウィークはカレンダー通りのお休みになります。
休み 4月 29 ・ 30日 5月 3 ・ 4 ・ 5日
筍梅雨 の合間、 本日は奇跡的に晴れ~
徳島県鳴門市の「花見山」にお花見に
山腹に建つ洋館は、日本薬学の父と言われる長井長義(徳島出身)のご長男の長井亜歴山が晩年を過ごされるために建てられたそうです。
現在は「心の手紙館」として公開されています。
いままで、吉野千本桜や高台寺の夜桜など、全国いろんな桜をみてきましたが、こちらの風景はなかでもトップクラスだと思います。
つづら折りの道路沿いのこぢんまりとした敷地に350本のしだれ桜。
その合間から、鳴門海峡も見ることが出来ます。
最近は、ツアーに組み込まれていたり、SNSで海外からの観光客も増えてきてるみたいですね~。
持ち込んだお弁当も、ひときわ美味しくいただけました
毎月の↓「ひょうたん北島」↓に連載中の↓「漢方のおはなし」↓ ひょうたん北島2017年4月号【第337号】より
漢方のおはなし
~ 若返りの漢方!? ~
皆さんは五臓六腑という言葉を聞いたことがあると思います。
五臓は肝・心・脾・肺・腎を指しますが、今回はそのうちの「腎」のお話。漢方で言う「腎」は現代医学の腎臓も含みますが、もっと広い意味を持ちます。例えば、耳の聞こえも腎だし、脳や骨・足腰も腎、尿も腎、髪の毛も腎に関係します。
こうして「腎」に関係するものを書き出してみると何かお気づきになりませんか…?
そう、年齢とともに衰えていくものが「腎」と関係が深いのです。こうしたものが衰えているのがいわゆる「腎虚(じんきょ)」と呼ばれる状態。
最近では若い人にも多く見られ、白髪が増えたり、精力が衰えたり、冷え症だったり、妊娠が難しかったりといった症状として表れます。
生薬でよく使われるのが「鹿茸(ろくじょう)」や「蛤蚧(ごうかい)」「海馬(かいば)」「冬虫夏草(とうちゅうかそう)」「紫河車(しかしゃ)」などの動物性のもの。
漢方薬では「参茸補血丸」「参馬補腎丸」「双料参茸丸」「青海冬夏泉」「霊鹿参」など。
腎を強くする漢方は、老化防止の薬でもあるのです。
城西漢方薬局 北島店 久積 賢治