夏が来れば思い出す


本日は二十四節気の「小満」。
すべてが満ち溢れ、草木の葉が生い茂ってきます。
当店の前の川沿いの土手も雑草たちが元気いっぱいです!冷や汗 (顔) 草ぼうぼう

この時期になると思い出すのが尾瀬。毎年まさにこの時期が山開きで、今年も今日。2010年に群馬県に住んでいた私たちも夜中の2時ごろに出発して鳩待峠を目指しました。山が開いてしまうと交通規制がかかって、峠まで車で行けなくなってしまいます。2010年尾瀬この年は雪が非常に多く、峠から尾瀬ヶ原までもずいぶん時間がかかりました。水芭蕉雪解け水は冷たく、水芭蕉も生き生きとしていました。

一方で、日中はなんと!30度近くまで気温が上がり、行きは雪に覆われていた木道も帰りはすっかり顔を出していました。湿原は方々で赤茶けた色をしていて、あまり美しく感じなかったのでそのあたりはあまり写真にはおさめませんでしたが…アカシボ後に、その赤茶色は「アカシボ」と呼ばれる非常に希な現象であると知りました。ふらふら 尾瀬ヶ原動物もたくさん見かけました。

至仏山
一年後に登ることになる至仏山

 この、尾瀬を守る取り組みを続けてきたのが東京電力です。
一方で、この翌年の原発事故で、尾瀬は一部ホットスポットにかかってしまったようです。 ⇒ 早川由紀夫の火山ブログ
なんともやるせない気持ちになったのを憶えています。