MERSと漢方・中医学


なかなか収束の気配を見せない中東呼吸器症候群(MERS)涙

近い将来、日本で発症者が現れた場合に、漢方薬でどのように予防・対処できるかな…と考えておりました。MERS

以前のブログ(口唇ヘルペスとSARSと板藍根)に書きましたが、中国でSARSが流行ったときの処方が参考になるかと思い、また現在MERS対策で考えられている生薬も含めて少しピックアップしてみました。

銀耳(白木耳)
黄耆
西洋人参
板藍根
大青葉
甘草
銀花
(杭)菊花
,etc.

予防と対症療法が主な目的になるかと思われますが、生津益気・清熱解表解毒(*)と言ったところでしょうか。

煎じ薬や粉末だとこの通りの生薬だけを使うことも出来ますが、日本で売られているものを組み合わせると、

予防 ] 玉屏風散と西洋人参エキスで元気をつけて、板藍根で抗ウイルス。
対症 ] 銀翹散に板藍根を増量、西洋人参は続けて、さらに白きくらげのスープを飲む。

のような感じになるでしょうか。

いずれにせよ、普段から睡眠をしっかりとって、体力をつけておくことが出来れば生き残る確率は高くなるのは間違いないところかと。考えてる顔 

(*)体を潤し気力を充実させ、熱を発散して毒を排出…のような意味デスうがい手洗い板藍茶


漢方ダイエット


今日・明日は梅雨の中休み。気温もずいぶん上がりましたし、湿度も高くてムシムシした一日でした。

梅雨が明けるといよいよ夏本番!!晴れ と考える方が多いのか、ここにきて当薬局でもダイエットのご相談の方が増えてきました。

漢方薬とダイエットexclamation and question と思われる方もいらっしゃるでしょうが、実は漢方はダイエットに非常に有効なのです。わーい (嬉しい顔) ダイエット

健康診断や、病院の検査ではまったく異常がなく、でも肩こり腰痛ゆううつな気分になることが多かったり、便秘がち、冷え性生理痛がある、寝つきが悪い、眠りが浅い、朝起きられない眠い (睡眠) …などなど、なんらかの不調をかかえている方は多いはず。
逆に、毎日まったくの健康で何の悩みもない!って方は少ないでしょう。冷や汗2 (顔) 

城西漢方薬局のダイエットは、どんな小さな不調にも耳を傾け、体質を見極めていきます。黒ハート 
さらに、毎日の食生活や運動、仕事上のストレスなども詳しくお聞きし、改善できるところをアドバイス。ハートたち (複数ハート) 

ひとりひとり違った、体質に合った漢方薬でデトックス、低体温(34.5~36.2℃)の方は体温を上げて、体全体のバランスを整え、代謝を上げていきます。
そうすることで、なにが起きるか?というと、

○体調が良くなる
○肌・髪・爪のつやが良くなる
○体重が美容体重に近づく

…ベストな、リバウンドしにくい体作りが自然と出来てしまうのです。

「もともと、ダイエットの相談ではなかったのに、いつの間にか体重が減っていた」
と言う方も時々いらっしゃいます。

漢方はバランス医学です。偏った食事(キャベツ・りんごダイエット)や炭水化物抜きダイエット、などではなく、バランスの取れた食事・生活が何より大切なのです。手 (チョキ) ダイエットOK


賢爺さんは山へ芝刈りに。ちぃ婆さんはスナバに穴掘りに。


実は先日、日曜日のことですが、愛知県在住の方でお薬を5年来継続してご購入いただいている方が徳島に遊びにいらっしゃると言うことで、一緒にラウンドしてきました。

私は10年ぶりくらいの本コース。智穂は初めて。二人ともここしばらくは忙しくて打ちっぱなしにも行っていない状況です。考えてる顔

まあ、結果はご想像通りで、スコアは124と169。ボウリングか?って感じ。

私はザクザク芝を刈りまくってましたし、智穂はバンカーで砂かけババアと化してました。ウッシッシ (顔)

でも、カートに乗ってる時間より、 続きを読む 賢爺さんは山へ芝刈りに。ちぃ婆さんはスナバに穴掘りに。


二十四節気・芒種


おはようございます!

本日は二十四節気の第九、芒種(ぼうしゅ)。種まきの季節です。
梅雨に入りましたが、今日は良い天気ですね~。晴れ
梅雨の晴れ間は空気が澄んでいてすがすがしい。
気持ちがいいので早起きして、墓参してきました。
芒種の空と眉山↑今回の写真は少し角度を変えて…左の山稜に見えるのがかんぽの宿です。

梅雨の季節で気を付けないといけないのが、 続きを読む 二十四節気・芒種


物忘れ・健忘に効く薬


皆さん、このごろ記憶力はいかがですか?

「アレアレ」「それそれ」「あのあの」
「あそこの、ほれ、あの人の・・・」
なんて、会話にならない会話を交わしていませんか?冷や汗 (顔) 

実はそんな、健忘に効く薬があるんですねぇ~るんるん (音符) ビックリ?

ちょうど、ぴったりの記事を見つけたのでご紹介しておきます。
著者は上海中医薬大学の私の大先輩にあたる方です。↓
WOL20150102