最近、認知症のお話でよくＴＶ出演されている、鳥取大学の浦上克哉教授。
この先生が監修された浦上式アロマオイル＆シールが入荷しました。
私たちも、予防のために？日々シールを貼って実験中～
どの様な香りがするのか、気になる方はご来店ください。
オーガニックアロマの香りでお迎えします。
「その他疾患」カテゴリーアーカイブ
漢方とがん
暑さ寒さも…昨日彼岸の入り、徳島はぽかぽか陽気になりました
花壇の花も少しずつほころんでます
さて、毎週日曜日は定休日なのですが、実はそのほとんどの日が勉強会で埋まってます
↓これは先日のその勉強会の様子。
内容は中医学（漢方）と癌。
漢方では、食べ物や生薬（漢方薬原料）それぞれ一つ一つに帰経（きけい）と呼ばれる性質があります。
これはどの食べ物（や生薬）がどの部分に効果を及ぼすかを経験的に示しています。
例えば、冬虫夏草は肺・腎、霊芝は心・腎・脾、シベリア霊芝は肺・脾・肝・腎、白花蛇舌草は心・肝・脾などなど。
漢方で言う五臓六腑は、それぞれ指すものがまた違ってます。
肝…筋、胆、目
心…血管、小腸、舌
脾…胃、筋肉、口 （脾臓は含まず）
肺…皮膚、大腸、鼻
腎…骨（骨髄、脳）、膀胱、耳
キノコ類は特に高価なものが多いので、それぞれに合ったものを服用したいものです。
イボ・肌あれに効く！
ここ１か月ほどお問い合わせが多いのが、「いぼ」。
テレビの影響もあるのか、いぼや肌あれに効果のあるヨクイニンについてのお問い合わせも多くあります。
ヨクイニンはハトムギの殻を取り去った種子の部分で、体内の余分な湿気を排出したり、化膿性疾患に用いたり、胃腸を丈夫にしたりと幅広く用いられてきました。
殻付きのままのハトムギを焙煎してお茶にしたはとむぎ茶なども胃腸を丈夫にすることはある程度期待できますが、薬になるほどの量を摂ろうとするとかなりの量を摂らなければならないので現実的ではありません。
そこで、いろんなメーカーがハトムギを煎じて粉にしたり、錠剤にしたりして飲みやすく工夫した製品が多く出回っております。
ただ、内容量やエキス量など様々なので、きちんとした医薬品の中から選ぶのが肝腎です。
また、内服のみならず、評判のよいローションなども併用すると良いようです。
インフルエンザ予防に…
今年は残暑が少なく、夏から秋へと季節の移りが早かったようです。
そんな中、なんと
９月には既にインフルエンザが流行して学級閉鎖に至ったところも複数出てきました。
インフルエンザ予防の合言葉は、
１）うがい
２）手洗い
３）板藍茶（ばんらんちゃ）
板藍茶の原料の「板藍根」は漢方の中では抗ウイルス作用が言われている生薬です。
以前の記事『口唇ヘルペスとSARSと板藍根』でも書きましたが、私も手放せないものの一つです。
お子様や、妊婦さん、高齢の方なども含めて、様々な方に服用していただけるのも人気の秘訣かもしれません。
（妊娠４ヶ月までは、板藍茶でのうがいにしていただいております）
ハロウィーンバージョン
白内障手術と加齢黄斑変性
皆さん、目 って大事ですよね？
最近良く聞く加齢黄斑変性（AMD)、日本でも急速に増えてきていて、失明原因の第４位。欧米では既に第１位となっている病気です。
食事の欧米化などもありますが、何が一番良くないのか？それは・・・・
喫煙
ご本人だけでなく、ご家族に喫煙者がいる場合も要注意。肺癌だとか心血管に対するリスクだけでなく、目も…。
喫煙者にはますます肩身が狭くなってます。
それ以外にも紫外線や、可視光線 でも波長が短くエネルギーが大きいブルーライトなど、LEDが発する光もキケン。
夜寝る前に、
・部屋を真っ暗にして（…瞳孔がひらきます）
・スマホを操作（…ブルーライトが目の奥までとどきます）
すると良くないことに。
黄斑変性になると、物がゆがんで見えたり、色が判らなくなってきたり、見ているものの中心が黒くなってきたりします。
予防はどうすれば？
前述した、「してはいけないこと」を避けるのはもちろんですが、積極的にして欲しいことは、
緑黄色野菜を食べる
こと。
ルテイン、ビタミンC、ビタミンE、βカロチン、亜鉛などは発症を抑えることが知られています。
また、白内障の手術をされた方もリスクが高まります。
もともと、水晶体（眼のレンズ）に含まれているルテイン（ゼアキサンチンやアスタキサンチンと同じキサントフィル類）が人工のレンズに置き換えられることで、眼の奥まで有害光が届きやすくなり黄斑変性を引き起こしやすくなります。
白内障の手術をされた方は、なおのことサングラスやサプリメントなどで眼を守る努力を怠らないようにしてくださいね。